フェンス☆エクステリア


花フル・ガーデニング

フェンスに関するページ

花フル・ガーデニングは
ガーデニング初心者だった私の奮闘記です。
始めは形ばかりにとらわれていた私ですが、
植物に関する知識を増やして行くにつれ、
草花に対する愛情も深くなったように思います。

数々の失敗を繰り返しながらも
庭と呼べるものに近づきつつあります。
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花壇の奥に見えるのが自作フェンスです。廃材で作りました。

フェンスを作ろう

 わたしはフェンスのないアメリカの庭をたくさん見てきました。
 
 広々とした空間に芝生が敷き詰められ、
 木々が生い茂り、手作りのツリーハウスやブランコがある庭。
 そんな庭にあこがれていました。
       
 しかし、日本は宅地造成の過程で木を切り、
 道路を舗装し、歩道をつけ、緑の森を破壊しながら
 造成工事が進められていきます。
       
 しかも一軒に与えられる土地の広さは
 家一件分と車やガレージを置くスペースくらいのものです。
 
 理想の庭を持つとすれば、
 郊外に出て、土地を探さなければなりません。
 
 しかしそこまでできないという人のほうが
 はるかに多いと思います。

 そこで、多くの人たちは隣人との土地の境をフェンスで囲み、
 その中に自分独自の世界を作り上げるんです。

 わたしは隣人との境には土留めを置き、その土留めの上に
 自分でフェンスを作りました。
 
 土に差し込む簡単なものですけどね。
 家の周囲すべてを木のフェンスで囲うのもいいのですが、
 道行く人に花だって見せたいじゃありませんか。
 
 そこで道路沿いは、低くて安上がりのもの、
 ないかな〜、ないかな〜と探していたある日、
 ぴんときたんです。 
       
 皆さん「北の国から」というあのドラマで、
 五郎さんが純のしでかした恋の事件で急にお金が必要になり、
 木造の家作りを断念して
 石の家を建てたのを覚えていらっしゃいます?        
          
 そうです。
 我が家の周りにも農家が沢山あって、
 畑を耕すたびに出てくる石ころが畑の隅に山のように
 積まれて置いてあるんです。
 
 農家に「あの石いただいてもいいですか。」って聞くと、
 誰もが、「アーもってけ、もってけ、なんぼでももってけ。
 
 もっててくれるんなら、お金を払ってもいいくらいだ」
 っていうんですよ。 
 
 こんな素材使わないてはないじゃありませんか。

 自然素材の良い点は、不ぞろいが似合うということです。
 
 レンガであれば、その土地に直角と水平をきっかり出して、
 工事を始めなければ、カッコがつきませんが、
 自然素材はある程度水平が出ていれば、
 またある程度まっすぐであれば・・・・といった具合に、
 不揃いやデコボコが、良い味を出してくれます。
 
 つまり、手軽に扱えるということです。

 そこで、石を積む場所に、穴を掘り、
 土地がしばれて盛り上がってくるのを防ぐために、
 穴の周りをスタイロフォームで囲い、
 その中に砂利を敷き詰め、その上に石をのっけていきました。

 フェンスの奥行きは30cmくらいにして、一段目を積んだら、
 砂利を混ぜたセメントを流し込み、二段目を積んでいくという具合に
 三段程度の低いフェンスをつくりました。
 
 三段程度のものですから、フェンスというよりは、
 高さ40cmくらいの土留めみたいなものです。

 今では春になると
 そのフェンスの上を白やピンク、薄紫の芝桜が覆い、
 庭のアクセントにもなっています。

 ところで、先に隣人との境に設けた土留めの上に
 木のフェンスを作ったといいましたが、
 この木のフェンスもお金はほとんどかけていません。

 プレカットってご存知ですか。
 
 家の柱を組み立てる前に、木と木が組み合わされるように
 鋸やのみであらかじめ加工することです。

 その工場が我が家の近くにあったんです。
 
 皆さんの住んでいるところの近くにも必ずあります。
 ぜひ探してみてください。
 なぜって?
   
 その工場から出る廃材が魅力なんですよ。
 通常家で使う柱などは、角材の使う分を切って、
 端っこは捨ててしまうでしょ。
 
 捨てた木材は1mはないにしても、
 50cmから80cmのものは山のように捨てられています。

 「売ってください」というと軽トラいっぱいに積んで
 300円で済みました。
 
 時には、エクステリアに適した防腐処理した木材なんかもあって、
 大助かりです。

 もちろん我が家のフェンスにも使わせてもらいました。
 
 ただし、
 フェンスの横木として使用する6フィートの木材(2×4材)は
 ホームセンターで買いました。
 
 もちろんエクステリア用の防腐剤の入った塗料も買いました。

 プランターもベンチもほとんど廃材です。
 でも、いい味を出してくれるんです。
 特に花が引立つんです。

 さて、ここで木のフェンスを作成するときに
 気をつけたほうが良いと思われることを書いて行きたいと思います。

 フェンスに限らず、
 木製の製品はコグチの処理が大切なんです。
 
 このコグチの処理で
 モノが長持ちするかどうかが決まります。

 まず、コグチをできる限り、雨に当てない、
 土に接するようなことはさせない工夫が必要です。

 木製の製品はコグチから腐ったり、
 割れたりします。
 
 ですから、
 どうしてもコグチを外に見せなければならない場合は、

 コグチにたっぷり防腐剤の入った塗料を塗る、
 コグチを金属で覆うなどの工夫が必要です。

 また、コグチに向かって釘を打つときは長めのもの、
 それもただの釘よりはねじくぎのほうが良いでしょう。

 コグチは木の繊維が密集しています。
 本来その繊維を通って
 枝や葉に水分が運ばれていたわけですから、
 水分がほしくてたまらない部分が
 表面に現われていると言えます。

 塗料を塗ると分かると思いますが、
 ちょっとたらしただけでも、
 塗料のしみこむ速さは他の部分をはるかに凌いでいます。

 ですから、雨が当たったときのことを考えてみてください。
 水はどんどんそこからしみこんで、
 木の内部で腐れの原因を作ってしまうのです。

 コグチを直接雨に当てない工夫をすることで、
 製品の持続年数はかなり長くなるはずです。

 次にネジ釘ですが、
 このネジ釘の頭も直接雨に当てないほうがいいでしょう。
 
 どうしてもネジ釘の頭の部分は木にめり込みますから、
 ちょっとした窪みができるんです。

 その窪みに雨が溜まり、
 ネジ釘が錆びる原因を作ってしまいます。
 
 また、風や地震で製品がゆれたとき、
 ネジ釘の部分に力が加わり、
 木部と接触しているところにわずかのたるみができます。

 そこに雨などが侵入すると、
 また腐れの原因を作ることになります。
 
 かといって、ネジの頭を木に埋めて、
 上からダボを打つことはあまりしたくはありません。  

 手間もかかるし、
 後の修理のことを考えるとお勧めできません。
 
 できることなら、
 ネジ釘は下から打つようにしたいものです。

 次に塗料ですが、
 エクステリア用の塗料には防腐剤が入っています。
 
 水性の塗料を使う場合水で薄めたほうが塗りやすいのですが、
 防腐効果を考えると、あまり薄めて使うことはお勧めできません。

 また、水性よりは油性のほうが、
 製品が長持ちします。
 
 水性にしろ、油性にしろ木製製品には、
 塗料を定期的に塗ってあげることが必要です。

 毎年塗れたらそれに越したことはありませんが、
 通常2年に1回から3年に1回は必要です。

 塗料の種類は豊富です。
 大きく分けると、
 水性塗料と油性塗料に分けられます。
 
 色をつけるのであれば、
 エクステリア用の塗料を購入してください。

 エクステリア用以外のペンキなどは、
 木に浸み込むのではなく、
 木の表面に幕を作るだけで、
 防腐効果は期待できません。

 この塗料も結構お金がかかります。
 あくまでもわたしの金銭感覚からすればということですが、

 安く済ませようと思うのであれば、
 クレオソートやコールタールといった
 防腐効果がある塗料もあります。
 
 ただし、色はこげ茶と黒の2種類に限定されます。

 わたしはクレオソートやコールタールで
 十分だと思いました。

 わたしが目指そうとしたのは花いっぱいのガーデンで、
 ガーデンエクステリアを楽しむための
 ガーデンではないからです。

 つまり、花を目立たせるのが、
 ガーデンエクステリアの役割だと思いましたし、
 予算も限られていましたから。
 
 しかし、これも人の好みです。
 
 花と予算を考えて、
 あなたの趣向に合ったガーデンエクステリアを作ってください。
     

デッキでのひと時はやはり気持ちがいいですね。
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