英語教育事情

      
英語をモノにする

英語教育
「英語をものにする」は
私の留学体験から得た学習法です。
学習法は一つではありません。
人によって方法も千差万別です。
しかし
目指すところは
コミュニケーションの力であり、
高い運用力です。
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■ 英語教育 ■




日本の英語教育

コミュニケーション能力の育成に移行すると

主張する過程で、

私が目にしたものは、

ゲーム主体の音声授業や

昔ながらの文法中心の返り読み方式を取り入れた一斉授業でした。



生徒や親の側でも、

コミュニケーションを育成するのは

英会話学校の役目で学校の授業ではもう無理といった

あきらめのムードが漂っているようにも思えます。



そのような中で「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つのスキルを

バランスよく育成しようとする先生方の努力も見てきました。



今の英語の先生は昔のように、

読み書きはできるけれど話したり聞いたりはダメと

いう先生はあまり見かけません。



むしろ、コミュニケーション能力を重視するあまり、

「話す」「聞く」に重点を置きすぎて、

実質、実を収穫できていない

先生方が多いのではないでしょうか。



「話す」「聞く」に重点を置いた場合、

学校の一斉授業と指導要領で求めている

授業時数では無理があり、

「読む」「書く」の授業に重点を置いても、

現在求められていることに応じるには、

結局無理があるのです。



中途半端な指導要領の改革で生まれたものは

結局、

「聞けない」「話せない」「読めない」「書けない」

生徒たちだったんです。



英語の先生は少ない授業時数の中で、

常にウルトラCを求められています。

しかし、この事態を悲観的に捉える必要はありません。

むしろ歓迎されるべきことです。



教師に求められているのは、

限られた時間の中で最大限の効果をあげることなんです。

TPRという言語習得法を考え出したジェームズ・アッシャーは

軍の招きで、

まさに外国語を習得するために

この指導方法を洗練されたものに改善して行ったのでした。



私たちも同じことが求められています。

情報に恵まれた現代だからこそ、

できることが沢山あるのです。



情報に埋もれてしまうのは歓迎できませんが、

見極める力を持てば、

すばらしい時代に生きていることが分かります。



現代ほど、

外国語の学習が容易に

行える時代はありません。



そのような時代にあって、

教師が生徒につけてあげなければならない力とは

情報の収集能力と解析力、

そして情報を発信する力です。



情報は文字であったり、

音声であったり、

視覚に訴えるものであったり、

暗号であったり、

様相は場面によって変化します。



それを発信者の意図を汲んで捕らえ、

的確な判断のもとにそれを相手に返したとき、

そこにコミュニケーションが成立します。



そのようなコミュニケーションの流れの中で、

私が取り上げたのが、

情報を収集する力、

つまり膨大な英文の集合体から

情報を習得する力の育成です。



もう少し具体的に述べますが、

短い時間であるまとまりのある文を理解しようとするとき、

これまで当たり前のようにやってきた返り読みの方法では、

理解はできても、

時間がかかりすぎてしまうだけでなく、

かなりの文法力が要求されるのです。



しかもその文法とは返り読みをして

日本語で理解するための文法で、

短い時間で情報を得るための文法ではありません。



返り読みをさせない教材も数多く出回っていますが、

はじめからスラッシュが文の中に入っているものが多く、

それである程度練習すれば、

速読ができるようになるというものです。



しかし、自分が出くわした新たな英文に

誰がスラッシュを入れてくれるのでしょうか。

つまり、スラッシュを入れる力を読者が持たない限り、

速読ができないということです。



逆に、スラッシュを入れる力をつけてあげれば、

読者はまとまりのあるフレーズごとに

情報を解析していくことが容易になるということです。



これは授業の中に取り入れることもできます。

教科書であれテスト問題であれ、

スラッシュを入れる力をつけた生徒の英文解釈力は

飛躍的に進歩します。



私が提唱するこの方法はさまざまな書物や経験、

セミナーなどの講義から生み出されたもので、

すべてがオリジナルとはいえません。



しかし、私なりに効率を考えて

それらの講義や書物から得た情報を

取捨選択していますから、

オリジナリティーもいっぱいです。



ですから、

これを読まれて自分ではここはいらない、

ここは必要だというものを取捨選択して

独自のものに作り変えてもかまいません。

私もそうしてきたのですから。



ですから、これから記すことは

私が信じる英文読解法とでも言った方が

よいのかもしれません。



この方法は返り読みをさせないことが

特徴となっています。



それゆえ、

文法の指導もこれにあわせていますが、

今回、文法の指導はここでは扱っていません。



これまで学校で学んだ文法で

十分対応できるはずです。



わたしは学校で学ぶ英文法を

否定する立場のものではありません。



多くの英語教材では学校で学ぶ英文法が

日本人のコミュニケーション能力を

退化させたかのように提唱していますが、

それは大きな誤りです。



第2言語を習得する上で文法は

欠かせない知識です。



これまで教えられてきた文法は

ともすると返り読み、

つまり日本語に訳して初めて英語の意味を理解するといった

システムを支持してきました。



しかし、

もうその方法は捨てなければ、

大量の情報を短時間に処理する力はつきません。



国際化と情報化はつねに密接な関係にあります。

そして今その時代の渦中で私たちは生活しています。



速読速解は今の時代の日本人に求められる

大切な能力です。

多くの人が情報を得る力を習得されますように。


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